2013.10.01

フマキラー、スイス シンジェンタ社と共同でフラワービジネスに新規参入

日本初上陸となるパンジー『カダン プレミアセレクト ボニータ™』の販売独占権を取得して市場展開、3年後には売上3億円規模への成長を目指す。

フマキラー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大下一明)は、農薬・種子・穀物ビジネスの世界的リーダー企業、シンジェンタ(本社:スイス バーゼル、CEO:マイク・マック、以下シンジェンタ社)が持つパンジー『ボニータ™』を日本国内で販売できる総代理権を取得。弊社の園芸商品である「カダン」ブランドで新たに日本のフラワービジネスに参入し、日本初上陸となるパンジー『カダン プレミアセレクト ボニータ™』を大々的に販売していきます。

弊社は45年にわたり「カダン」ブランドで、殺虫殺菌剤、除草剤、不快害虫駆除剤、栄養剤、用土、肥料などの園芸商品を展開。シンジェンタ社とは、2005年から共同で新製品開発を行っており、カダンプラスDX(殺虫殺菌剤)やザッソージエース(除草剤)などの商品を市場に投下してきました。そしてこの新たなフラワービジネスでは、シンジェンタ社が保有する独自の品種を提供し、それをフマキラーが販売していくことで、「カダン」が、植物の育成から収穫に至るまでトータルでサポートできる、これまで日本市場にはなかった包括的な園芸ブランドへと発展することを目指します。

現在の家庭園芸植物市場は約650億円の規模で、そのうち花苗の市場は約280億円と言われ、野菜苗市場の約180億円を大きく上回り、市場の約43%を占めています。なかでも、花苗流通における売上の1位はパンジーで、全体の約15%を占めています。弊社はこのパンジー『ボニータ™』を基点に、約280億円といわれる花苗市場外流通に参入し、発売3年後の2016年には売上3億円に成長させることを目指していきます。

 
フマキラーのフラワービジネスの第1弾として販売する日本初上陸のパンジー『ボニータ™』は、スペイン語でかわいい、美しいという意味。直径10cmを超える超大輪のサイズとユニークな花色が特徴です。女性に好まれる7色のカラーを取り揃えました。
 
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2013年10月下旬からテスト販売を開始し、2014年の秋には本格的に全国のホームセンターなどで販売を行います。店頭では『ボニータ™』の苗とともに、「カダン」で販売している肥料、農薬、用土などをあわせてお客様に提供していきます。また商品展開にあわせて、専門アドバイザーによる、花の育て方、見せ方や、花を生かした理想的なライフスタイルの提案などを行う教室の開催を計画中。お客様に育成とアレンジメントの両面から園芸のノウハウを総合的に提供していきます。また、『ボニータ™』へのお客様の関心を最大限に喚起する目的で各種大型プロモーションも検討中です。

<シンジェンタ社について>
“植物のちからを暮らしの中に” を企業目的として世界90カ国以上で事業を展開し、2万7,000人超の社員を擁する世界のリーディングカンパニーの一つ。ワールドクラスの科学、グローバルな事業活動とお客様へのコミットメントを通じて、作物の生産性向上、環境の保護および健康と生活の質の向上をサポートしています。農業生産向け、緑化ビジネス向けおよび家庭向けの各種農薬の開発・販売、穀物、野菜、花卉の育種開発と販売を行い、2012年のグループ販売業績は140億ドルに達します。詳細は、www.syngenta.co.jpでご覧ください。

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