2021.11.30
~11月13日、フマキラーブレーンズ・パーク広島にて開催~
協力:公益財団法人日本棋院
フマキラー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大下一明)主催、公益財団法人日本棋院協力により初めての開催となる「フマキラー 囲碁女流ブレーンズマッチ」は、2021年11月13日(土)、フマキラーの新開発研究棟「ブレーンズ・パーク広島」(広島県廿日市市)において、トーナメント戦形式による1回戦と決勝が行われ、謝依旻七段が初優勝を飾りました。
『フマキラー 囲碁女流ブレーンズマッチ』には、藤沢里菜女流本因坊、上野愛咲美女流棋聖、謝依旻七段、仲邑菫二段の4名が出場。決勝には、1回戦で藤沢女流本因坊をくだした謝七段と、上野女流棋聖に初めて勝利した中学一年生の仲邑二段が進出しました。決勝は静寂の中でも緊迫した攻防が繰り広げられ、終盤、仲邑二段は厳しい手を打つものの、謝七段は白の薄みをつきながら万全の逃げ切りで勝利をものにし、嬉しい初優勝を飾りました。
会場となった新開発研究棟「ブレーンズ・パーク広島」は、大鳥居厳島神社のある宮島の対岸に位置するフマキラー広島工場内に2021年5月に完成しました。平安時代に作られた水上回廊をモチーフに設計された外観は近未来を思わせます。決勝戦が行われた熱帯雨林棟は、室内全体が大きな水槽となっている三角形の温室で、壁面を鏡張りにすることで大きな万華鏡の世界に入り込んだような「無限空間」が生まれ、そこからは「無限の可能性」を感じ取ることができます。ここには、無限の夢を追求するフマキラーの熱い想いが込められています。
長年、『囲碁マスターズカップ』に協賛してきたフマキラーは、今回『フマキラー 囲碁女流ブレーンズマッチ』を主催するにあたり、「対局はフマキラーの智が集うこの場所で開催し、是非素晴らしい碁を打ってほしい」との、囲碁文化に対する当社の思いから実現に至りました。
なお、『フマキラー 囲碁女流ブレーンズマッチ』は、新型コロナウイルス対策として、インターネットを通じて大盤解説会が生中継されました。
※当社のホームページ(https://fumakilla.jp/igo_brains/)から、記録動画をご覧いただけます。
『フマキラー 囲碁女流ブレーンズマッチ』開催概要
■名 称: | フマキラー 囲碁女流ブレーンズマッチ |
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■主 催: | フマキラー株式会社 |
■協 力: | 公益財団法人日本棋院 |
■日 程: | 1回戦 2021年11月13日(土)10時〜 決勝 同日13時30分〜 |
■会 場: | フマキラ―ブレーンズ・パーク広島 (広島県廿日市市) |
■大会方式: | 早碁方式によるトーナメント戦 |
■出場棋士: | 藤沢里菜女流本因坊 上野愛咲美女流棋聖 謝依旻七段 仲邑菫二段 |
■結 果: | 優勝 謝依旻七段 準優勝 仲邑菫二段 |
会場となった新開発研究棟「ブレーンズ・パーク広島」