2019.06.20

国内で今年度初、東京港青海ふ頭で確認された「ヒアリ」についての報道に関して

~予防対策等について、より一層の啓発活動に取り組みます~

6月14日に東京港青海ふ頭のコンテナ集積所入り口付近において発見されたアリについて、専門家による種の同定の結果、6月18日に特定外来生物であるヒアリと確認されました。
当該ヒアリは、同ふ頭内で作業中の港湾関係者が地面に落ちていた藁に付着している状態で発見され、確認された個体については、すでに全て殺虫処理し、確認地点周辺では殺虫餌(ベイト剤)等が設置されました。
2017年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は2019年6月18日現在で14都道府県、計39事例となり、国内では今年度に入ってからは初確認となると環境省より報道発表がされました。

(環境省報道発表資料)
http://www.env.go.jp/press/106928.html

■ヒアリについて

2017年6月、日本でヒアリが初めて確認されました。ヒアリは、本来、南米中部に生息するアリです。しかし、船や飛行機に積まれたコンテナや貨物にまぎれ込んで、1940年代頃からアメリカ合衆国やカリブ諸島に次々と侵入し、2000年代には原産地から遠く離れたオーストラリア、ニュージーランド、中国、台湾でも発見されるようになりました。日本へも、同じような経路で海外からやってきています。外来生物法により「特定外来生物」に指定されています。

(環境省HP「ヒアリの基礎知識」)
http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/02_general/index.html

<対策>

ヒアリは殺虫剤に対して特別に強いわけではなく、当社のアリ対策剤がヒアリに対しても効果があることを確認しております。また昨年、神戸市で発見されたヒアリの緊急防除においては、当社の液体タイプとベイトタイプの製品が使用されました。
目の前のアリを駆除するには、アリ用エアゾールの「アリフマキラー」「アリカダン」、アリの巣ごと駆除するには、アリ用液剤の「巣のアリ退治 液剤」「アルゼンチンアリ 巣ごと退治液剤」「カダン アリ全滅シャワー液」、またはアリ用ベイト剤の「ウルトラ巣のアリフマキラー」「アリカダン ウルトラ巣のアリ退治」「アルゼンチンアリ ウルトラ巣ごと退治」、さらにアリの侵入を予防するには、アリ用粉剤の「アリ・ムカデ粉剤」「アルゼンチンアリ殺虫&侵入防止粉剤」「アリカダン粉剤」などがお勧めです。

しかし、ヒアリは攻撃性が強く、腹部の毒針で刺されると、激しい痛みがあり、死に至ることもある危険な生物ですので、ヒアリを発見した場合には、各地域の公共団体等に通報してください。

【フマキラーのアリ対策剤】

◆目の前のアリを駆除するには…

(対策):アリ用エアゾールをスプレーする。
(対象商品):アリ用エアゾール


◆アリの巣ごと駆除するには…

(対策):アリ用液剤をかける。
(対象商品):アリ用液剤



(対策):アリ用ベイト剤を設置する。
(対象商品):アリ用ベイト剤


◆アリの侵入を予防するには…

(対策):アリ用の粉剤をまく。
(対象商品):アリ用粉剤


フマキラー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大下一明)では、「人の命・暮らし・環境を守る」という経営理念のもと、商品開発や社会活動に取り組むとともに、今後も害虫対策や感染症予防対策等についても積極的な啓発活動に取り組んでまいります。

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