2017.06.26

広島県三原市でマダニが原因とみられる感染症で死亡、県が外出時の服装に注意するという報道に関して

予防対策等について、より一層の啓発活動に取り組みます

広島県三原市の90代の女性が、マダニが原因とみられる感染症で死亡しました。検査の結果、主にマダニが媒介する「SFTS」というウイルスが確認されました。感染源となるマダニは春から秋にかけて活動が盛んになるということで、広島県は、屋外で作業する時は肌の露出を少なくするよう呼び掛けていると報道されました。

フマキラー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大下一明)では、「人の命・暮らし・環境を守る」という経営理念のもと、商品開発や社会活動に取り組むとともに、厚生労働省から発表されているダニ媒介感染症と予防対策等についても積極的な啓発活動に取り組んでいます。

ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。 人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに咬まれることがあります。ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。 我が国に多く生息し、藪や木陰などで活動するマダニに刺されないことが予防対策です。(下記ダニ媒介感染症に関する厚生労働省のQ&Aのページです)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html

草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすることが大事です。虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われています。また、屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認して下さい。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。また、お肌の虫よけ「スキンベープ」や「天使のスキンベープ」を使用することをお勧めします。また、お庭作業には「ヤブ蚊バリア」、屋内の駆除では「フマキラーAダブルジェットプレミア」などのご使用もお勧めです。

フマキラーでは、今後も「人の命・暮らし・環境を守る」という経営理念のもと、研究活動、そして商品開発を進めていく方針です。

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