2016.08.08
フマキラー株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大下一明)は、世界54カ国以上※で採用されている有効成分「イカリジン」を高濃度に配合した人体用虫よけ剤における製造販売承認を厚生労働省より取得いたしました。これにより弊社では、感染症に対して高まる不安に応えるべく、蚊の発生シーズンである今夏中の販売を目指して全力で準備を進めています。※2015年1月現在
リオデジャネイロオリンピック開催中のブラジルで猛威を振るうジカウイルス感染症(ジカ熱)や、一昨年に69年ぶりに国内感染が認められたデング熱など、ヤブ蚊が媒介する感染症に対する危機意識は日本国内でも急速に拡大しており、従来品よりも有効成分をより高濃度に含み、より長時間効きめが持続する人体用虫よけ剤の販売を求める声が上がっていました。
このような状況を背景に、厚生労働省は6月15日付で、これまで防除用医薬部外品で5%だけとなっていたイカリジン濃度を15%まで高めるとともに、それを含む製品について製造販売承認の迅速審査を行うとの通知を行いました。これに応え、弊社はいち早く承認申請を提出。高濃度製品を1日でも早く市場に投入するべく開発を進めた結果、このたびの早期承認に至りました。
本承認を受け、弊社では、肌への使用感に優れ、年齢や使用回数の制限がない新有効成分イカリジンを採用した「天使のスキンベープ」シリーズにおいて、高濃度新製品を販売いたします。
私たちフマキラーは、害虫が媒介する恐ろしい感染症から命と健康を守るために、効力と安全性に徹底的にこだわった製品づくりに全力を注いでまいりました。これからも、人や社会の役に立つ価値ある製品をいちはやく提供することで、皆様に確かな安心をお届けしてまいります。