虫のすみか調べ
虫はかせ研究したい虫が近くにいたり、研究したい虫のいる場所に行く予定がある人は、虫のすみかを調べてみよう。こわくて虫にさわれない人だって、この形なら、だいじょうぶ。でも、虫のすみか調べにも、いろいろなほうほうがあるから、よく考えて、自分にぴったりなテーマで研究を進めよう。
テーマをきめよう
いろいろな場所で、調べてみよう!
夏休みにいろいろな場所に行く予定がある人は、このテーマがおすすめ。町の中、田んぼや畑、草はら、野山、水べ、海べなど、場所のちがいで、そこにすむ虫のしゅるいがどのようにかわるのかを調べてみよう。でも、その場所のすべてを調べるのはたいへんだから、地面を調べるのか、木を調べるのか、とんでいる虫を調べるのか、しぼりこんだほうが、わかりやすいレポートになるよ。

同じ場所で、天気のちがう日をくらべてみよう!
同じ場所でも、天気によって、出てくる虫のしゅるいがかわったり、同じ虫でも動きがちがうことがある。たとえば、晴れの日は、活発にとんでいたチョウも、雨の日には葉のウラでひっそりと休んでいたりするからね。4本の木でかこまれた場所などのはんいと、調べる時間を決めて、そこにあらわれる虫の数を数えることがこのテーマのきほんだ。天気のほかにも、気温などをチェックしておくと、もっとくわしい研究になるよ。

同じ場所で、1日のへんかを調べてみよう!
このテーマは、たった1日のかんさつでできるから、時間のない人にもおすすめだ。ただし、1日とはいっても、朝・昼・夕方・夜の4回は同じ場所に出かけたい。テーマ2と同じように、4本の木でかこまれた場所などのはんい、しらべる時間を決めて、そこにあらわれる虫の数を数えることがこのテーマのきほんだ。時間のほかにも、気温などもチェックしておこう。

研究のすすめかた
虫はかせテーマが決まったら、どのようにレポートをつくっていくか考えよう。たとえば、下のれいのように、地図づくりからはじめて、調べる場所に着いてからは、いろいろなじょうほうをメモしていく。そしてお家に帰ってから、じっくりとレポートを仕上げるのだ。絵や写真が入っていると、とってもわかりやすいレポートになるよ。
地図をつくろう!
虫のすみかへ行く前に、どんな場所にどんな虫がいるかを地図と図かんを使って調べよう。そして、調べるはんいにしぼりこんだ、自分だけの地図を作っておこう。ポイントは、北を上にして、まず道と目じるしを書きこむ。田んぼや畑、川や海、森や林などを色分けしておくと見やすくなるよ。

地図に書きこむ!
調べる場所に着いたら、地図にさまざまなじょうほうを書いてみよう。じっさいにこん虫を発見した場所については、とくにくわしく書きこもう。たとえば、どんなしゅるいのこん虫がいたか、しがみついていた木のしゅるいや大きさ、日かげになっているかどうかなど。お家に帰っても思い出せるようにしておきたい。

写真をとるか、スケッチしよう
おめあてのこん虫を見つけたら、まわりのじょうきょうがわかるていどに、写真をとるか、ていねいにスケッチしてみよう。ほかのこん虫といっしょにいるところや、エサを食べているところ、「す」から出てくるところなどは、とても大切なチャンスだよ。とんでいる虫の写真をとるのはむずかしいけれど、どんどんチャレンジしてみよう。

虫の数を数えてみよう!
お目当てのこん虫を見つけたら、どんな場所にどれくらいの数を見つけたか、メモしておくこともわすれないようにしよう。そして、どんな動き方をしていたか、どんなエサを食べていたかもたいせつなじょうほうだ。とくに、同じ場所で何度も調べる場合は、数のひかくは、とても大切なじょうほうだよ。

レポートを作っていこう!
レポートには、まず、どんな思いで虫のすみかを調べたのかがわかる題(タイトル)がひつようだ。たとえば、「晴れている日と雨の日で出てくるこん虫はちがうのか、を調べる研究」などだ。調べた回数ごとに、場所の名前、日時、天気、気温などを書く。そして、いろいろなじょうほうを書きこんだ地図、写真やスケッチをならべる。おめあてのこん虫の数をくらべた表やグラフ、こん虫の動きやエサについての「かんさつきろく」もあると、りっぱなレポートになる。できるだけ、見やすく作ってみよう。

まとめと感想を書いて仕上げよう!
レポートのさいごには、まとめと、虫のすみか調べを通して感じた、自分なりの感想を書いておけばかんぺきだ。まとめと感想は、たとえば、「雨の日に、チョウはじっと葉の下で雨がやむのを待っているが、セミは木のみきにしがみついて鳴いている。家にいると雨の音に消されて気づかなかったが、セミはずっと鳴いていたんだ」とか、「セミは、しゅるいによって、鳴く時間がちがう」とか、「カブトムシは、海に近い場所より、山に近い場所に多い」などという感じでよい。
