第21回 フマキッズこども研究所 虫や植物とふれあうコンテスト しんさけっか発表

たくさんのご応募(おうぼ)
ありがとうございました!

第21回目を数える今回のコンテストには、7,128点もの作品が全国から集まりました!たくさんのご応募(おうぼ)、本当にありがとうございました。選出(せんしゅつ)は、各分野(かくぶんや)で活やくされている有しき者の方たちを特別(とくべつ)しんさ員にむかえて行いました。力作ぞろいの応募作品の中から、見事、受賞(じゅしょう)をはたした作品を発表します!

「虫や植物とふれあうコンテスト」とは

毎年、小学生を対象(たいしょう)に、虫や植物を題材(だいざい)にした自由な作品を募集(ぼしゅう)するコンテストです。生物とのふれあいを通じて、生命や自然(しぜん)の大切さを感じてもらうことを目的(もくてき)としています。

しんさ会のようす

実験と研究部門

養老 孟司

養老 孟司(ようろう たけし)

医学博士、解剖学者、東京大学名誉教授、作家

佐々木 智基

佐々木 智基(ささき とものり)

フマキラー株式会社 基礎科学研究部 部長

作文部門

国吉 純

国吉 純(くによし じゅん)

株式会社ジュリエッタ・ガーデン代表取締役
フマキラー カダンアドバイザー

フマキラー園芸ブランド「カダン」の専属アドバイザー。講座や執筆活動等を通して、家庭園芸の普及に力を注ぐ。「楽しく簡単に、華やかに育てる」をモットーにした園芸を提案している。

絵画部門

五箇 公一

五箇 公一(ごか こういち)

農学博士、
国立環境研究所 生物多様性領域 室長

工作部門

崎野 隆一郎

﨑野 隆一郎(さきの りゅういちろう)

モビリティリゾートもてぎ、
ハローウッズ 森のプロデューサー

然別湖(北海道)に氷上露天風呂、アイスバー等を設計建設、しかりべつ湖コタンの企画運営に携わる。現在はモビリティリゾートもてぎ内ハローウッズ(栃木県)で自然案内のプログラムリーダーとして活躍。

音楽部門

坂田 明

坂田 明(さかた あきら)

ジャズサックス奏者、俳優、ミジンコ研究家

ジャズシーンの第一線で走り続けるサックスプレーヤー。
ミジンコの研究でも有名で、2007年東京薬科大学生命科学部客員教授に就任。「ミジンコから学ぶ命の尊さ」等の講演も好評。

フマキラー大賞

実験と研究部門

『シマミミズ・マジック』
ご覧あれ・・・・・。

渡部 杏樹さん

千葉県 千葉市立寒川小学校

しんさ員のコメント シマミミズを使った「ミニ・キエーロ」を自分で作り、「家庭の生ゴミを減(へ)らせるか」ということを実験(じっけん)で確(たし)かめています。大学の先生やNPO法人(ほうじん)の方にアドバイスをもらうなど、複数(ふくすう)の視点(してん)を取り入れながら研究を進めているところがすばらしいと思います。これからも生き物に触(ふ)れ合って、もっと好(す)きになってほしいという想いもあり、大賞(たいしょう)に選(えら)ばせていただきました。※生ゴミを土に埋(う)めて分解(ぶんかい)する容器(ようき)
[ 佐々木 智基 ]

作品の全ページを見る(PDF)

作文部門

セミの抜けがら

藤井 優月さん

広島県 福山市立春日小学校

しんさ員のコメント 毎年夏休みにおじいちゃんとおばあちゃんの家で目にする「セミの抜(ぬ)けがら」について書かれています。「成虫(せいちゅう)として飛(と)び立った後も、抜(ぬ)けがらが残(のこ)っていることは、生きている証(あかし)を残(のこ)している感じがします。」といったところなど、描写(びょうしゃ)がとても詩的(してき)で美しく、心に残(のこ)りました。また、穏(おだ)やかでやさしい文章の中に、夏の思い出がギュッとつまった素敵(すてき)な作品でしたので大賞(たいしょう)に選(えら)ばせていただきました。
[ 国吉 純 ]

作品の全ページを見る(PDF)

絵画部門

赤い誘惑

池内 心虹花さん

大阪府 大阪市立島屋小学校

しんさ員のコメント 「イチゴの質感(しつかん)」と「アリの躍動感(やくどうかん)」が見事に表現(ひょうげん)されています。さらに、この作品にはストーリー性(せい)があって、イチゴを食べようとしていた人の悔(くや)しさと、一生懸命(いっしょうけんめい)食べているアリのたくましさが伝(つた)わってきます。背景(はいけい)に入道雲(にゅうどうぐも)を描(か)いたところもいいですね。一度見たら忘(わす)れられない作品です。大賞(たいしょう)おめでとうございます。
[ 五箇 公一 ]

工作部門

なつなつなつなつフェスティバル
~ぼくの家の前は生き物パラダイス~

米澤 翼さん

大阪府 富田林市立富田林小学校

しんさ員のコメント この作品は本当にすばらしいと思います。「工作」という領域(りょういき)を超(こ)えています。細かいところまでこだわって作りこまれたジオラマはもちろん、それとセットで作られた図鑑(ずかん)がいいですね。近所にいる生き物について、時間をかけてしっかり観察(かんさつ)しています。図鑑に書かれたコメントひとつひとつからも、虫のことが大好(だいす)きだという気持ちが伝(つた)わってきました。
[ 﨑野 隆一郎 ]

音楽部門

「平均棍の歌」アブさんこんにちは~!

𠮷野 莉子さん

埼玉県 川口市立元郷南小学校

しんさ員のコメント 文句(もんく)なしの大賞(たいしょう)です。虫の後翅(こうし)が退化(たいか)して棒(ぼう)のようになった「平均棍(へいきんこん)」に注目したところ、そして「平均棍」という言葉のリズムをうまく活かして楽しい表現(ひょうげん)にしたところがすばらしいと思います。「平均棍♪」「平均棍♪」いい響(ひび)きですね。頭から離(はな)れなくなりました。とてもいい曲だと思います。
[ 坂田 明 ]

セミの鳴き声ラップ

安藤 凜さん

神奈川県 横浜市立谷本小学校

しんさ員のコメント 声を重ね合わせることで、とても不思議(ふしぎ)で魅力的(みりょくてき)な世界観(せかいかん)になっています。びっくりしました。アイデアがすばらしいです。セミの鳴き声だけで、こんなに楽しい曲になるとは!「音楽のルーツ」のようなすばらしい作品だと思います。僕(ぼく)はミュージシャンとして、この作品を選(えら)ばずにはいられませんでした。
[ 坂田 明 ]

記者が選ぶ特別賞

せみのこうしえん(工作部門)

山下 士翔さん

大分県 佐伯市立上堅田小学校

しんさ員のコメント 帽子(ぼうし)をかぶり、グローブをつけたり、バットを持ったりしているセミの姿(すがた)がユーモラスで、楽しい雰囲気(ふんいき)が伝(つた)わってきました。「ミンミンビール」や「ひぐらしせいめい」「せみぎんこう」など、スポンサーの企業名(きぎょうめい)にセミの名前を入れているところもおもしろい工夫(くふう)だと思います。

作品をくわしく見る(PDF

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