種から育てる場合、そのままにしておくと栄養不足になり、生育が悪くなる場合があります。きちんと間引きをし、肥料を与えて、しっかりとした苗に育てましょう。
株と株の間隔を広げて、植物に適した株間をつくるのが間引きの役割です。株間を充分に取らないと、風通しが悪くなり、病害虫発生の原因になります。
生長の遅れているもの、葉の形が悪いものなどを抜いて、生育の良い株を残します。
植物の種類によって違いますが、だいたい隣の株とふれあうくらいを目安に間隔をあけます。
指で抜いてもいいのですが、他の元気な株まで抜けてしまうことがあります。
ビンセットでそっと抜く、あるいはハサミで根元から切り取ると良いでしょう。
種まきや植え付け時に施す肥料を「元肥」、生育途中で与える肥料を「追肥」といいます。あらかじめ肥料分が配合された培養土を使う場合は、元肥の作業は必要なく、追肥の作業がメインになります。