入社経緯
私は、大学時代に所属していた広告系のサークルで「営業」という仕事のやりがいを体感しました。サークルではフリーペーパーを出版していて、その広告掲載料を集めるために様々な会社にアプローチするのですが、私たちは学生でも相手は社会人。あくまでビジネスとしてお金を出していただくので「出稿によって利益が見込めるのか」というところをシビアに見られましたね。その一方で、最終的には私が「お客様に信頼していただけるかどうか」で出稿が決まることも多く、信頼関係の大切さ、それを築くことの難しさを学びました。
締め切り一週間前になっても発行費用が足りなくて、メンバー皆で走り回り、ギリギリでお金を間に合わせたこともありました。大変なことも多かったのですが、その分自発的に動いて仕事をいただくことの面白さを知り、インターンシップは営業職に絞って受けていました。
就活で重視したのは「生活の質に関わる仕事」と「自分で物を届ける営業」です。私は、人生を楽しむには日常生活の質を高めることが必要で、それにはまず健康があってこそ、と考えていました。そこで最初は製薬メーカーの営業を見ていたのですが、実際に薬を使う人と営業の距離が遠いなと感じました。フマキラーの営業は、店頭でお客様が商品を買う場面を見られるし、「この商品は良かったよ」などの声も直接聞くことができます。就活の前には蚊によるデング熱の国内感染のニュースが世の中を騒がせていたこともあって、「殺虫剤には、ひとの命や暮らしを守る役割がある」ことを知り、興味が湧いて入社を決めました。






