効力を伝えられれば、ちゃんと選んでもらえる。
商品に自信を持って営業できます!

東京支店 営業
三村(2016年入社)

Interview

入社経緯

私は、大学時代に所属していた広告系のサークルで「営業」という仕事のやりがいを体感しました。サークルではフリーペーパーを出版していて、その広告掲載料を集めるために様々な会社にアプローチするのですが、私たちは学生でも相手は社会人。あくまでビジネスとしてお金を出していただくので「出稿によって利益が見込めるのか」というところをシビアに見られましたね。その一方で、最終的には私が「お客様に信頼していただけるかどうか」で出稿が決まることも多く、信頼関係の大切さ、それを築くことの難しさを学びました。
締め切り一週間前になっても発行費用が足りなくて、メンバー皆で走り回り、ギリギリでお金を間に合わせたこともありました。大変なことも多かったのですが、その分自発的に動いて仕事をいただくことの面白さを知り、インターンシップは営業職に絞って受けていました。

就活で重視したのは「生活の質に関わる仕事」と「自分で物を届ける営業」です。私は、人生を楽しむには日常生活の質を高めることが必要で、それにはまず健康があってこそ、と考えていました。そこで最初は製薬メーカーの営業を見ていたのですが、実際に薬を使う人と営業の距離が遠いなと感じました。フマキラーの営業は、店頭でお客様が商品を買う場面を見られるし、「この商品は良かったよ」などの声も直接聞くことができます。就活の前には蚊によるデング熱の国内感染のニュースが世の中を騒がせていたこともあって、「殺虫剤には、ひとの命や暮らしを守る役割がある」ことを知り、興味が湧いて入社を決めました。

仕事内容

卸売業者やスーパー、ホームセンター、ドラッグストアなどの販売店に、フマキラー商品の特徴を伝えて、購入いただく仕事です。具体的には、各社本部との商談や店舗巡回を行ないます。例えば、殺虫剤は夏に使う商品というイメージだと思いますが、実際に売場に並び始めるのは3月です。そこで年末から年始にかけて本部のバイヤーさんを訪問して、昨シーズンの振り返りから始めます。商品の品揃えに対する売上の増減などのデータを共有し、今シーズンの戦略を提案。新商品が出る時は、消費者ニーズなどの開発背景、効力の違いを説明します。

店舗巡回では、売場で生の情報を収集して課題を把握し、より効果的な売場づくりの提案を行ないます。仕入れ担当者に「今の時期なら、こちらの殺虫剤を拡大した方が売上げが見込めますよ」といった提案をして受注をいただいたり、POPや香り見本、サンプルなどの販促物の設置や、品出しのお手伝いもしています。
殺虫剤は他社商品もたくさんあって、それぞれが「うちの商品なら…」と提案し合っています。「シンデレラゾーン」と言われる、平均的な身長の主婦の目線の高さの棚をもらうために。そこでポイントになるのが、担当者との信頼関係です。商品力はもちろん重要ですが、日頃のこまめな対応や、提案内容によって、採用されるかどうかが大きく変わってくるんですよ。
私は、殺虫剤を殺虫剤コーナーだけでなく、テントなどのアウトドア用品売場にも展開することを提案しました。ジャンルが違う商品でも、使用場面が同じであれば一緒に置くことで消費者に気づきを与えて、ついで買いを促す効果があるんです。「担当部署が違うから」ということで一度は断られたんですが、一週間後にもう一度訪問して、他店舗での成功事例をお話しすることで採用されました。
殺虫剤が売れる6〜7月には、私たち営業も店頭に立つ「推奨販売」を行なうこともあります。風船などの景品を配りながらお客様に声をかけると、「この商品のこういうところに困ってる」「この虫には何を使えばいいの?」といったリアルな声が聞けるので面白いですね。

仕事をする上で大切にしていること

入社してすぐに引き継いだスーパーさんは、長年殺虫剤はもちろん家庭用品も他社メーカーの商品をメインに扱っていました。一年目は完敗で、メインは他社メーカーのままだったんですが、とにかくこまめに通い、提案をし続けました。バイヤーさんは色々なカテゴリーを担当していますし、一つのカテゴリーでも商品の種類がたくさんありますから、全てを把握して対応するのは大変なんです。そこで、消費者がお店のレジで商品を購入した時に購入日時、性別、年代などの情報が記録される「POSデータ」を月別に整理して、前年と比較。前年割れしているところや、品揃えが欠けているところ、その原因を分析してお伝えするということをコツコツ続けました。それをバイヤーさんが評価してくださり、売場をフマキラーメインに変えていただけたんです!
実際に商品がずらっと並んでいる店頭を見た時は嬉しかったですし、地道にやってきて良かったと思いました。営業は、とかく自分の売上に夢中になってしまいがちなんですけど、一番大事なのは「販売店さんの売上」。どうすれば販売店さんの売上が伸びるのか、を常に考えて提案することを心がけています。
あとはスピード感ですね。「こういう販促物が欲しい」という要望や問い合わせには、すぐに対応するということを心がけています。バイヤーさんは他社にも同じ要望・質問を投げていると思いますから、その中で一番最初に答えられれば心象が良いですよね。

仕事のやりがい

フマキラーの商品づくりのモットーは「効力」です。開発スタッフは毎日、より効力が高く安全な商品をつくるために努力しています。私も入社前の工場見学で、ある商品の効力試験を見て「こんなに違うんだ!」と、とても驚きました。この商品力の高さも入社を決めた理由の一つだったくらいです。バイヤーさんに除草剤の効力試験を見ていただいたことがあるんですが、やはり「こんなにすぐに枯れるんだ!」と驚かれていました。かなりインパクトがあったようで、「この商品、良かったから採用したい」と言っていただけたんです!開発スタッフの頑張りをバイヤーさんに伝えることができて、営業としてはとても嬉しかったですね。
売場で効力の違いを表現するのは難しい課題ですが、フマキラーならではの効力の強さを、なんとかバイヤーさんやお客様にお伝えしていきたいと思っています。

フマキラーの好きなところ

自由度が高いところですね。まだ入社2年ですが、割と好きなようにやらせてもらっています。自分で考えて「こういう提案をしたいです」と上司に話せば、頭ごなしに否定されるようなことはなく、「それで行ってこい」と言ってもらえます。積極的に、色々挑戦したいという方には働きやすい会社だと思います。
営業ですから、個々の売上目標はありますが、目標に達しないと怒られるとか、そういうことは全くありません。結果がなかなか出ない時は、上司と状況を共有し、相談しながらやり方を修正していきます。
社員の年齢層は結構バラバラなんですが、人間関係は年齢関係なく良好です。私が所属している東京支店ではフリーデスクを採用しているので、営業部と園芸用品部、EC特販部が部署に関係なく同じデスクに座っています。園芸用品のことを教えてもらったり、ネット販売の情報が聞けたりと、情報共有や意見交流が日々自然にできるのも面白いですよ。

働く意義・目的

殺虫剤は虫を殺すだけと思われるかもしれませんが、海外では虫に刺されたら痛い痒いでは済みません。命に関わることもある。去年ヒアリが話題になりましたが、日本でも殺虫剤は命や暮らしを守るための必需品になってきています。販売店さんやお客様に殺虫剤をお届けする営業の仕事を通して、ひとの命や暮らしを守るお手伝いができるということは、とても嬉しいですし、誇らしいですね。これからも「命を守る道具を扱っているんだ」ということを常に意識しながら、日々仕事に取り組んでいきたいと思っています。

OFFの過ごし方・趣味

音楽が好きで、休みの日だけでなく、平日の夜にもライブに行ったりします。「この日はライブ!」という時は、「この期日までに仕事を終わらせないといけないな…」と考えながら仕事をしていますね。いい気分転換になりますよ。好きなジャンルは邦楽ロック。L'Arc-en-Cielのファンです!

インタビュー動画

記事だけでは表現しきれない「想い」をお伝えするために動画もご用意しました。
仕事に対する熱意やこだわりを感じていただけると思います。ぜひご覧ください。

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