飛べないアゲハチョウ｜虫や植物とふれあうコンテストしんさけっか発表

飛べないアゲハチョウ

堀内　津麦さん

宮城県

仙台市立南吉成小学校

2019年

〔作文部門〕

【特別（とくべつ）しんさ員】国吉純さんのコメント

アゲハチョウのサナギをさわっていてうっかり糸を切ってしまったり、お母さんが羽化したばかりのアゲハチョウを落としてしまったりするのですが、なんとかして助けてあげたいと、はちみつ水をあげたり、不老不死温泉（ふろうふしおんせん）の温泉水（おんせんすい）をもげた足につけてあげたりと、一生けん命に看護（かんご）する様子がよく表現（ひょうげん）されていました。そんな状況（じょうきょう）の中でもよく観察（かんさつ）して、たまごを生んで子孫（しそん）をのこそうとするアゲハチョウのたくましさに気づくなど、小さな命にしんけんに向き合っている姿（すがた）がつたわる作文でした。

国吉純[株式会社ジュリエッタ・ガーデン代表取締役／フマキラーカダンアドバイザー]

フマキラー園芸ブランド「カダン」の専属アドバイザー。講座や執筆活動等を通して、家庭園芸の普及に力を注ぐ。「楽しく簡単に、華やかに育てる」をモットーにした園芸を提案している。