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そだててたのしむおはなけんきゅうしつ

アサガオを育ててみよう
アサガオにはどんなしゅるいがあるの?   花の各部分のなまえを知ろう
いろいろなアサガオをみてみよう   アサガオはどこからきたの?
アサガオをそだてよう      
夏の花といったら、やっぱりアサガオ。 朝、目がさめて見るアサガオの花はとてもいいわよね。 夏休みにアサガオをそだててみましょう! はちに植えてあるものを買ってきてそだててもいいですし、 タネからそだてて、夏休みに大きな花をさかせてみましょう。
夏の花といったら、やっぱりアサガオ。 朝、目がさめて見るアサガオの花はとてもいいわよね。 夏休みにアサガオをそだててみましょう! 鉢(はち)に植えてあるものを買ってきてそだててもいいですし、 タネからそだてて、夏休みに大きな花をさかせてみましょう。
わたしもアサガオだいすき! イラスト:アサガオ
アサガオ
ヒルガオ科
おんど
暑さにはつよいが寒さによわい
たねまき
4月〜6月
はなのじき
7月〜10月
アサガオにはどんなしゅるいがあるの?
アサガオには葉の色、形、大きさなどがちがう、いろいろなしゅるいがあります。大きく分けて日本アサガオと西洋せいようアサガオの2つに分かれます。日本アサガオには直径ちょっけい20cmよりおおきなものや、いろいろなかたちの変化へんかアサガオなどがあります。アサガオというと朝早くからさくものだとおもわれますが、西洋せいようアサガオは昼くらいまで花がひらいていて、さく時期も8月くらいから10月くらいまでさきつづきます。日本で古くから育てられているものは朝5時にはまんかいになり、6時をすぎるとしぼんでしまうものがおおいです。
はなのかくぶぶんのなまえをしろう
イラスト:あさがおのかくぶぶんのくわしいせつめい
いろいろなアサガオをみてみよう
アサガオにはいろいろなもようがあります。色もこい青から水色、むらさき、赤、ピンク、白など、たくさんあります。
ほかにもたくさんあるのよ。じぶんでしらべてみてね。
イラスト:いろいろなアサガオ
アサガオはどこからきたの?
多くの 原種げんしゅ熱帯ねったいアメリカがげんさんちです。しかし、わたしたちがよくしっているアサガオ(ファルビティス ニル)のげんさんちはよくわかっていません。 日本には、平安時代へいあんじだいに中国からつたわったといわれています。
アサガオをそだてよう
1.種まき
アサガオのタネはとてもかたいので、カッターできずをつけてまくか、ひとばん水につけて水をすわせてからまくと、がでやすくなります。
イラスト:たねまき
そこにあながあいたイチゴパックなどにせいけつな土をいれ、タネをまきます。
タネはへそをななめ上にして、1.5〜2センチのふかさにうえ、水をやります。アサガオのタネはが出る気温がたかい(22〜25℃)ため、5月のおわりころに気温があがってからまきましょう。

2.植えかえ
タネまきして5〜8日でがでてきます。これを「子葉しよう」といいます。ピンセットなどで、1本ずつ、ちょっけいおよそ9cmくらいの小さなはちに植えかえて水をやりましょう。
はじめてでてくるはのことをいうのよ。アサガオは2まいでてくるので「ふたば」というの。
イラスト:しよう

3.定植
タネをまいてから35日くらいたつと、根が大きくはって、本葉ほんはが5枚くらいでてきます。アサガオはほうっておくと、どんどんツルがのびていきます。でもツルを切ることによって、背をひくくしたり、あんどんのようにさかせたり、大きな花をさかせたり、いろんなさかせ方(仕立て方したてかた)ができます。どんなふうに育てたいかをきめて、それに合った土とはちをよういしましょう。


どんなふうにそだてようかなあ?
「あんどん仕立じた
はちのまわりに何本か支柱しちゅうをたて、そこにはりがねなどでつくったわくをつけて、ツルをからませていくやりかたです。つるがどんどんのびるので、下かららせん状につるをまきつかせます。親づる(最初のつる)が支柱しちゅうのいちばん上までまきついたら、親づるの先をカットします。下のつぼみから順番じゅんばんにさいてきます。

イラスト:あんどんじたて
<水・肥料ひりょうのやりかた>
土の上が白くかわいたら、たっぷりとあげましょう。真夏のあついときは朝、夕方のできるだけすずしいうちにあげましょう。肥料ひりょうがきれると花が小さくなるので、1週間にいちど、液体肥料えきたいひりょうを水でうすめてあげましょう。
イラスト:みず・ひりょうのやりかた
<育てる場所>
アサガオは太陽がだいすき。午前中いっぱいは日のあたるばしょでそだてましょう。花がおわったあとは、きれいにさいた花のタネをしゅうかくしてだいじにとっておきましょう。