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虫のかんさつ日記
研究したいこん虫を手に入れることができる人で、しかもそのこん虫をさわったり、つかまえたりできる人なら、こん虫をかいながら、毎日じっくりかんさつして、せい長のしかたや、動きのへんかなどを調べてみてはどうだろうか。かんさつ日記にもいろいろなほうほうがあるから、よく考えて、自分にぴったりなテーマでかんさつを進めよう。
ただし、セミのなかまは、せい虫(大人の虫)になってから生きている時間が短いので、し育やかんさつきろくに向いていない。鳴き声もうるさいので家族にめいわくかもしれない。たとえ手に入れることができても、身体をかんさつするくらいにして、もともとのすみかの近くに放してあげよう。
虫はかせ
テーマ1:こん虫がすきなエサを調べてみよう!
クワガタと3しゅるいのえさ
こん虫のすきなたべ物を調べることは、とてもカンタン。まず、し育ケースなどをきれいにしてから3しゅるいくらいのエサを用意して、少しずつならべておく。そして、どのエサに何びき集まって食べているかを、きろくする。

たとえば、クワガタなら、「さとう水」「ジュース」「スイカ」というように。一番人気のあったエサだけをのこし、次の日は、べつのエサでくらべてみる。エサの勝ちぬきせんというわけだ。ポイントはエサをおいておく時間をきめておくこと。毎日しっかりきろくしておこう。さいごまでのこったエサが、その虫にとって大こう物のエサ。どうしてそのエサがすきなのかを考えてみよう。

テーマ2:こん虫の活動時間と動きを、かんさつしよう!
活動時間
こん虫はしゅるいによって、活動する時間や、動きがちがう。君がし育する虫にとって「一日のうちのどの時間に活発に動くのか」「何時ころによくエサを食べるのか」などをかんさつするのも面白い。また、天気や気温(室温)によっても動き方がかわる場合があるので、その日の天気や、かんさつする時間の気温(室温)やしつ度などもしっかりしろくしておこう。
テーマ3:「せい長記ろく」や「強さくらべ」もおもしろい!
虫のおうさまは?
たとえば、研究するこん虫を、よう虫やサナギから手に入れることができるなら、日記をつけるかんかくで「せい長記ろく」にちょうせんしてみよう。とくに、よう虫からサナギ、サナギからせい虫にへん身するところは大きなへん化を見ることができるので、こまめにかんさつしておこう。
また、カブドムシどうしや、カブトムシとクワガタムシは、同じ木のみきの両がわからハチ合わせさせると、ケンカを始めるので、どちらが強いか見てみよう。たくさんいるなら、勝ち抜きなどランキングを決めるのも面白い。ただし、あまりつづけてケンカすると、こん虫もつかれるので、休けい時間をおくか、1日のしあい数を決めてあげよう。
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