クモの糸

篠田 飛勇さん
石川県
能美市立辰口中央小学校

  ■ 大量のスケッチで糸のひみつにせまる!  
 

作品の全画面はコチラからご覧いただけます。

 
     


大人だと見すごすようなことをよく見ている作品ばかりで、大賞にふさわしい力作が多く、選ぶのにくろうしました。その中でもこの作品は、クモの一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)すべて、8本もある足すべてをこと細かに見ているようなかんさつがんがとくにすばらしいと感じました。


このじっけんをしようと思ったきっかけが、「カイコの糸はシルクで人間の役に立っているけれど、クモの糸もシルクと同じように使えるのかな」というひとつのぎもんでした。わたし自身、庭仕事などでクモはよく見かけますが、なかなかこんな発想はできません。まずその着がん点におどろきました。パソコンできれいにまとめられている一方で、クモの動き、糸をはる様子を細かくかんさつした絵もとてもよくかかれていました。