かぶと虫の一生

川口 槙也さん
神奈川県 横浜市立元街小学校

  ■ 研究的なテーマとアートのゆう合。  


標本や工作が中心のバラエティ部門は、データや分かったこと、感想などを書かないので、自分が何をしたいのか、何を表現したいのかを伝えなければならない難しさがあると思いました。その中でもこの作品は、卵から幼虫へ、そしてサナギから成虫になるといったカブトムシの一生が表現され、メッセージやストーリーがすごく伝わってきます。研究的なテーマをアートの中にうまく取り入れているところがすばらしいと思い、大賞に選ばせていただきました。


単にぞう形物をつくるというはんちゅうをこえて、カブトムシの成長の流れを表現するという、主張がしっかりとした作品に仕上がっているので、大賞に選ばせていただきました。この作品にかぎらず、今回のコンテストは全体的にレベルが高かったと思います。ご両親からのアドバイスもあるのでしょうが、親子でいっしょに取り組むということも大事です。みなさんには次回もぜひがんばってほしいです。